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幸せな社長になりたければセミリタイヤ的経営を目指すべき理由

幸せな社長とは、『セミリタイヤ的経営』が出来ている社長だと思っています。

このサイトでは今後FIRE【経済的自立をした状態で早期リタイヤ】経営といいます。

具体的には、社長が仕事してもしなくて勝手に会社が回り安定的にしっかりとした利益が確保できることを言います。

この環境の中で、自分が楽しい・ワクワクする仕事をしている社長が、もっとも幸せだと思っています。

実際あってきた社長の中には

不動産100億円の資産があり4億円の家賃収入を確保、利益余剰金が36億円ある社長がいます。ビルメンテナンス会社を別ですが経営しており従業員は200名ほどいますが、ほぼ会社に行かなくてもいい状態になっています。

車が大好きで、赤字の車屋さんを買収していました。資本があるので自分好みの店をつくり、自分の車のメンテナンスや限定車の販売をしているようです。

その方にお会いすると人生楽しんでいるのが凄く伝わってくる社長さんです。

つられて周りの従業員の方も幸せそうにしていました。

私もこの社長さんと出会って、FIRE経営を目指そうと思ったきっかけとなりました。

  • 社員よりも忙しくしている社長
  • 社長が抜けたら回らない会社
  • 毎月の支払いが心配な社長
  • 今月の売り上げやアクセスが気になってしまう社長

周りを見るとこのような悩みを抱える社長が多くいます。この状態は精神衛生上本当に良くないです。

私も以前はこのような悩みを抱えていたので、よくわかります。

当時の私は、営業や現場に出るのも楽しいからこのままでいいと言い聞かせていました。

将来会社を大きくしたいから今は多少や大変な思いをしても良いと思っていました。

しかし、さっきご紹介した社長と出会い、FIRE【ファイアー】経営を目指すようになってから、一気に会社がうまく回るようになりました。

具体的には

  • 社員の不満がなくなった
  • 会社に行かなくても回るため別の営業をするようになった
  • 利益が倍になった
  • 家族との時間が取れるようになった
  • 社員の残業がなくなった
  • 社員の給与が上がった
  • 生産性が上がった

などなどです。

FIRE経営を目指すと、社長が幸せになります。そうすると社員が幸せになり、その家族が幸せになる。さらには、心にゆとりが生まれることでサービスが向上し顧客の満足度も上がり、よりよい循環が生まれます。

では具体的にどのようにして、FIRE経営をしていけばいいか、それは3つのステップで出来ます。

1.理想とするゴールを設定する

まず社長が考える理想的なゴールを設定します。

漠然と日本一の会社にすると言っていても意味がありません。

社員はそれではついてこないし、明確な目的がはっきりし、自分が本当にたどり着きたいゴールか分からないと力も出ません。

年商、純利益、社員数、事務所の場所、事務所の内装などなど、イメージできるようにします。

ただここで1番重要なのは、どこまで会社を大きくするのかを明確にする必要があります。

これが、柱になります。

トラブルがあったり、コロナのように本当にまずい状況になった時に目的と目標がしっかりしていないと折れてしまいます。

時間をかけても良いので、ゆっくりと納得いくゴールを探してください。

例えば良い生活がしたい!

殆どの社長さんは、この目標があると思います。

私も大学・サラリーマンの時に辛い思いをしてきたので、絶対いい生活したいと思っていました。

じゃあどのような生活が自分にとっていい生活なのか考えたことありますか?

・1泊2日で自家用ジェットにのって、沖縄でゴルフして高級リゾートに泊る生活

・移動はビジネスクラスだけど1か月ぐらいハワイに行って、家族とのんびり過ごす生活

これはどちらを目指すかです。

どちらも知り合いの社長さんがいますし、それぞれ楽しそうですが、私は後者の1か月ぐらいハワイで過ごすのが理想と考えます。

前者の自家用ジェットの旅行の場合、【https://www.anabj.co.jp/sample/】

ANAのビジネスジェットで見ると約700万円~、宿泊等々考えると1回の旅行で800万円ぐらいはかかってきます。

一方、後者の30泊の場合、2名ビジネスクラス航空券の往復で100万円

それなりに良いコンドミニアムに諸々入れても100万円

合計200万円あれば1か月ゆっくりとハワイで過ごすことが出来ます。

自分が理想とする生活が年間1000万円程度あれば実現できるのに、現時点で1億円を目指していたら、1000万円以上の収入はある意味無駄になってしまいます。

まずは、年1000万円収入が得られるFIRE経営の体制を作って、現時点で理想とする生活をしてみて、どう思うか決めたらいいと思います。

もっと刺激的な生活をしたと思うなら、年間1億円、10億と収入になるような事業を作っていくといいと思います。

1-2.全国にサービスを提供して日本や世界を良くしたい

全国にサービスを広げることに集中している方は、無理をし過ぎる印象があります。実際私がやっている事業の一つは、父を病気で亡くしたことから始めた事業で、まだ世の中にない事業です。

潜在的な市場は大きいですが、顕在的市場はまだまだ小さい為、何とか潜在的ニーズを顕在化させ、全国に広げたいと思っています。

その為、最近まで相当無理をしてきました。

ただコロナ禍になって一つ気づいたことがありました。

日本や世界にサービスを広げていく際に、レバレッジが非常に大切だという事です。

コロナ禍で抗ウイルスコーティング液剤を開発した際に、私一人で様々な業種に営業をしましたが、競合も多く全く響きませんでした。

しかし、日本でもトップクラスの保険営業の方に当社の製品を気に入っていただいて、いくつか大手をご紹介頂いたところ、簡単に1万本も売ることが出来ました。

自分が体を動かして汗をかいても大した力ではないです。

汗をかくのは脳だけで充分ということです。

それよりは、現場から離れ時間に余裕を持たせておくことのほうが何倍も大切です。

この時も明日〇〇(一部上場企業のオーナー社長)と打ち合わせなんだけど来ない?と誘われ打ち合わせに参加したところ、先方の社長に興味をもらって受注が決まりました。

この時私が離れられない環境だったら、億の利益が出ていませんでした。

常に、予定に余裕があることも社長の仕事だと思います。

動きたい気持ちも人一倍強く情熱もあると思いますが、まずはFIRE経営で社長が自由になることを最初の目標にし、人とのつながりや外注、社員を動かしながら規模を大きくしていった方が、圧倒的に効果的だと思います。

自分が動いているうちは、会社は大きくならないし、世の中にサービスも広がりません。

2.現状と理想の差を把握する

理想的なゴールが決まった後、現状との差を一つずつ確認していきます。

例えば、現場に出るのは社員に任せ、社長は得意な営業に専念したいと思っている理想があるのに対して、現場に毎日出て、たまたま空いた時間に営業しているのが現実だとします。

この場合、なぜ社長が現場に出なければならないのか?

技術的に社長じゃないと出来ない

今いるスタッフでは経験値が足りない

社員が動いてくれない

このような理由の場合は、マニュアルの作成や簡略化、数値化しデータによる管理への切替えが必要になってきます。

社員が動いてくれないという悩みも良くあります。

私も苦労したところですが、以下の3つで解決できました。

  • 権限委譲
  • 錯誤のないゴール設定
  • 適切なフィードバックと評価

詳細は別の記事でお伝えしたいと思います。

理想と現実を把握することで、次にのアクションが見えてきます。

ここまで行くと、あとは行動目標を細分化し、日々PDCAを回しながら進めていくだけです。

3.行動を起こす

理想と現実を把握して、どのようにすればFIRE経営出来るのかわかったら行動に移すのみです。各社それぞれ違うため、細かくはかけないですが、私の経験上いえることを書いておこうと思います。

会社の体制ややり方については、最初は不満や不安があり、スタッフからネガティブな感情が出るかもしれません。

その時私がやったことは、今我慢して変革すれば確実に会社が儲かるようになり、中心メンバーにはポストを与える約束をしました。

実際中心メンバーとして頑張ってくれた人には、子会社の社長や部長職級のポストを与え頑張ってもらっています。

いきなり体制を変えるといわれても、戸惑うのも無理はないので、皆がワクワクするビジョンを伝えてから、少しずつ変えていくとスムーズだと思います。

いきなり内容が充実した日報を出せと言われても無理だとおもったので、まずは終わったら10秒で終わる日報を提出させ、日報を出すことの抵抗感をなくしました。

その後KPIの進捗が終える日報に変更して半年間ぐらいかけて自分が理想とする日報に変更しています。

おわりに

社長は、親みたいなもので、親が楽しそうだったら、子供(スタッフ)も楽しそうにします。

家族で笑いながら話していると、まだ0歳児のなんで笑っているか分からない子供も声をあげて笑うので、笑顔や幸せ度は伝染するのだと思います。

社長が幸せになることを一番に考えた経営がFIRE経営であり、これは従業員が幸せになってもらうための方法でもあります。

今、経営していてつらいと思っている方は是非FIRE経営を目指してもらえたらと思います。

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